鉄や真鍮で物づくり  schmied 1535
灯とのつどい


灯しびとの集いにて出会えた方々、作品を手に取っていただけた方々、主催者の方々ありがとうございました。

クラフトフェア自体がはじめてでした。
設営から何から何まで助けてくれた作家の仲間に嫁さんに感謝します。

物をつくる時に谷川俊太郎さんの詩の一節が頭の片隅にいつもあります。 「百年前ぼくはここ にいなかった」 「百年後ぼくはここに いないだろう」

あたり前のような今、この瞬間に何を生み出せるのか
何を表現出来るのかと考えると魂が揺さぶられます。

この3カ月間ほんと色んな物を見て考えて、自分のフィルターに落とし込みました。
その中でやっと見えて来たことがあります。
そのことを大切に次に進みたいです。










- comments(0) trackbacks(0)

「銅の壺」

使う道具は、金槌と当て金と火だけ
カンカンと金属がぶつかり合う音が響き渡る
原始的な作業の繰り返し
ある意味、瞑想状態に入る

スケッチも型もない
もちろんゴール何て無い
自分が一番美しいと思ったところで手を止めた時
心臓がドキドキする音がきこえる

この瞬間が味わいたいから
作っているのかも
ふと感じた

 

 

 

 

 

 

 

 

灯しびとの集いに参加させていただきます。

 

ずっと出たかったクラフトイベント

不安と緊張が入り混じまりながらも

ワクワクが溢れだし

一つ一つ形にして行っています。

 

お会い出来る方々楽しみにしています。

 

 

 

 

- comments(0) trackbacks(0)
スプーンと鍛造

 

10mmの丸棒からスプーンが出来上がるまで
炉に入れて叩いて伸ばしての繰り返し
何度も何度も金槌で叩く

すごくシンプル
でもすごく時間も掛かる
ステンレスは固くって素直には行かない

大量生産の世の中に逆らっている作り方
正直もっと簡単に作る方法もある

でも大切なのは、向き合った時間だと思う
一本のスプーンが出来上がるまでに
色んな想いが浮かんでは、消えていく

泡のような、ふわふわした想いは、溶けてスプーンにも現れてるはず
少しの遠回りと寄り道が好きな僕には、これくらいがちょうど良いです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

- comments(0) trackbacks(0)
工房の扉

「工房の扉」

この先に何が待っているんだろう
想像の向こうに繋がる扉でいて欲しい。

工房の扉になる木を探しにピネル工房、福ちゃんのところに行った時
何年も雨風に打たれ眠っていたBlack Walnutの表情にひとめ惚れした。

反りもあるし割れもあるけど深く刻まれた表情。
ありのまま全て受け入れて一枚板をそのまま扉にしたかった。

普通一枚板を扉にする事は、無いので色々と試行錯誤。
そんなじゃじゃ馬な木を福ちゃんが、なだめるように整えて加工してくれた。

かなり重いのでヒンジは、ヨーロッパなど重い鉄の門扉などに使う
やり方を木と組み合わせながらデザインして作ってみた。

一枚板なので天気や気温によって木も毎日動います。
時には、少し開けづらい日もあるけどそんな時は
機嫌が悪だけと受け入れる。
スムーズに開け閉め出来る日は、機嫌が良いのだと僕も嬉しくなり
ささやかな喜びがある。

そんな扉とコミュニケーションしてると木が生きてるって感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

- comments(0) trackbacks(0)
火を通す

 

人類がはじめて使った金属は、なんだろうって考えていた。

知れべてみると西暦紀元前7,000年〜8,000年頃、新石器時代人によって偶然に自然銅のかたちで発見され、人 類が初めて使った金属であるといわれています。

 

木 材を燃料に生活していた際の炉壁などから金属が遊離することを知ったと見られます。

金属も元は、石の中から熱を加えることによって取り出される。

鉄とかは、融点がもう少し高いのでさらに人類が進化した後に使われるようになった。

 

金属もルーツを辿ればただの石から取り出したもの

自然の一部なんですよね。

 

大量生産の現代

手元に届く材料は、なんだか規則正しく冷たく

自然からは、かけ離れた物にみえる

 

鍛鉄や鍛金は、金属に火を通すことからはじめる

鉄は、赤いうちに叩き

銅や真鍮は、熱を加えなましてから叩く

 

なんだかこの火を通すことが

金属を自然の物に戻していってくれてる気がします。

 

金槌と当て金だけでほぼ形を作って行く

鍛金は、ほんとシンプルで手の感覚だけが頼り。

 

古代の人と基本的には、同じような物づくりだと思う。

紀元前4000年前と変わらない物づくり

神秘的な気持ちになる。

 

そして自分の手でつくり出した物

工芸ってほど綺麗な物ではないし上手でもない。

 

でももっと根っこにある生きるために生み出された物

人間として滲み出る物を作りたいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

- comments(0) trackbacks(0)
真鍮コースター

 

すっかり梅雨入りして雨がふったりやんだりしてますが

そんなに嫌では、ないんですよね。

 

雨の降った日は、気持ちもオフモードで逆にリラックスしたりしてます

蛍もみれるし

 

雨の日は、聴きたくなる曲があって・・・

青葉市子さんの - 雨

 

この歌声がまるで水滴のように繊細で

体に沁みこんでくる


雨の優しさにに気が付けてたのは、この曲のおかげ

 

 

 

先日、喫茶ハミングバードさんからオーダーいただいていた

コースターを製作させていただきました。

 

去年の12月に実際にお店にも寄らせていただいて

詳細なども打ち合わせました。

 

とっても素敵なご夫婦でお仕事の話もしましたが

音楽の話でも盛り上がりました。

 

中津川と言えば1969年に開催された伝説の全日本フォークジャンボリー

 

この頃のフォークソングって

人間臭いというか土臭いというか

時代背景も含めて好きなんですよね。

 

そんな話をはじめて出会ったのに

出来てしまうのは、嬉しいですよね。

 

素敵な吹きガラスの作品と一緒に使っていただけています

オーダーありがとうございました。

 

 

 

 

こちらのコースターは、厚みが0.8mmですが

ハミングバードさんに納品させていただいたコースターは、2mm

 

材料の厚みによって同じ形でも全く印象が違ってみえるのも

面白いなって思います。

コースターを手に触れた時の感じ方も違う

 

それを自分自身が感じ取るのが大切なんだと思う

 

色んな物をみて

ふれて

つくって

今日も自問自答・・・

 

その先にみえる物ってなんだろうって考えると

いつも不思議な気持ちになる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

- comments(0) trackbacks(0)
フィルター

 

何もない砂浜でつくりだす秘密基地

 

子供達が遊びながらつくり出した泥団子は、ほんと素直な形

その造形にドキッとした

 

子供達にみえてる世界

大人になったら忘れちゃった

 

大人になった僕、どうしてもフィルターをかけて物をみてしまう

色んな経験してきたからかな・・・

 

40歳手前になって自分のフィルターを外したくなる

 

ほんとの目でみてみたいな色んな物

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

- comments(0) trackbacks(0)
インダストリアルにリノベーション

日本家屋がリノベーションでインダストリアルな空間に生まれ変わりました。

 

今回のクライアントさんは、鉄が大好きで

かなりマニアックな空間が出来上がりました。

 

螺旋階段は、リノベーションのため限られた空間の中での設置だったの

すべて現場で組み立てれるように考えて製作しました。

 

リノベーションは、基本的に現場の躯体の現状合わせなので制約もあり

新築よりも製作には、考えることも多くなり難しくなります。

 

厳しいことも言いつつも毎回僕を成長させてくれるYくん

色々と知恵をかしてくれてありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玄関の扉も鉄です。

 

扉を開けると玄関のような土間のようなガレージのような場所。

バイク好きのクライアントさんには、これくらいの曖昧な空間が似合っています。

吹き抜けも気持ちが良いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

重さ80キロのコンテナの扉を

引き戸に改造して取り付けしました。

 

ここまで来るともとは、日本家屋だったことが信じられないくらいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無骨な、ブレースもオリジナルです。

 

 

はじめて打ち合わせに伺ったのが去年の12月

ちょうど解体がはじまった時でした。

 

こうして生まれ変わった空間をみると

いつも清々しい気持ちになる。

 

それにしても月日が流れるのが速いな。

 

この先は、鍛金でコースターのオーダーと

鍛鉄で手摺を製作します。

 

どちらも遠く離れたクライアントさんですが

離れた場所からでも声をかけてもらえることに有難く思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

- comments(0) trackbacks(0)
共感性や感受性

久しぶりのブログになってしまいました。

 

お正月も休みなしでここ数か月ずっと製作の時間に追われた日々をすごしていました。

時間に追われると自分を見失いそうになる。

 

なのでここ数か月で自分のことを分析してました。

 

自分のことを共感性や感受性が強いと気づいた。

いつも疲れてしまうのは、このせいなのかなと思いはじめています。

 

誰かが持っているネガティブなオーラとかをそのまま受け取ってしまったり

その場の空気感が悪い時は、思いっきりもっていかれる。

色んな人の感情が溢れているSNSは、やはり苦手なのもこの理由。

 

人の顔色ばかりを気にしていたのは、この共感性や感受性のせいだったんだなって

最近思うようになった。

何となく人が思っていることを直感的に感じれています。

 

でも共感性や感受性は、自然のエネルギーとは、愛称が良いなと思う。

自然の物に触れるとポカポカした気分になれて

気持ちがよい空気が自分に入ってきて最高の気分にさせてくれる

音だったり風だったり光だったり

 

生きづらいこともありますが

共感性や感受性は、物づくりするには、良い感覚を

僕に伝えてくれると信じてます。

 

自分のことを知り

そして自分らしく生きる

それがやっぱり大事

 

自分をされらけ出して精一杯、歌っているロックンローラーをみると

いつも勇気づけられる

もうすぐ40歳だけどそんな人生を送ってみたい

 

 

久しぶりのブログなのでついつい前置きが長くなりました。

 

年明けから素敵な出会いがありました。

『井上洋菓子研究所』さんから出店用の什器のオーダーをいただきました。

 

一人で組み立て持ち運びできるテーブルの要望だったので

脚一本づつが独立していて

どんな天板にも取り付けできるようなデザインになりました。

 

すべて炉に入れて叩いたので

鉄の質感がとっても素敵になりました。

仕上げは、ミツロウです。

井上洋菓子研究所さんは、とっても柔らかいオーラーが出ている素敵な方です。

そんな井上さんが作る洋菓子は、とっても美味しいです。

 

根尾の山奥で洋菓子つくりをしていますが出店以外は、オーダも受け付けていますよ。

みなさんにも是非食べていただきたいです。

『井上洋菓子研究所』

 

オーダーありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらも出店用の小さなテーブル

引出が付けられるようになっています。

 

 

 

4月5月のオーダー分は、すべて炉に入れて叩いて製作する物ばかりで

久しぶりに腕が悲鳴を上げそうです。

でも作るのとっても楽しみです。

 

ここ数か月で製作した物

少しづづまたUPしていきますね。

 

 

 

- comments(0) trackbacks(0)
日々の思い

 

イメージを形にして生み出す。

これってほんと凄いエネルギーが必要。

 

そして作り込む月日とストーリーが長いほど

工房から旅立つ時には、愛おしい気持ちになる。

 

最近よく感じるのがオーダーいただクライアントさんも僕に依頼する

前に色んな思いを持って来てくれているってこと。

 

そんな思いやストーリをじっくり聞くのが楽しみだったりして

デザインのイメージにもつながります。

 

旅先で出会った人に何で旅に出たの?

どうやってここに辿り着いたのってのを聞くのが

もともと大好きなのでそれに近い感覚です。

ストーリは、みえた方が面白いです。

 

 既成の物より 手間も時間もお金もかかるのに

わざわざオーダーしてでも自分のイメージを形にしたいって

強い思いを持っている方ばかりに出会います。

このわざわざってのは、良い意味ですよ。

 

そんな方々の前で僕は、どう向き合えば良いのかなって

自分自身の思いの掘り下げにも繋がります。

 

本当に必要な人に必要な物を届けられたら最高ですよね。

日々そんな思いです。

 

今回は、鍛金の技法で

銅を使って照明を製作しました。

 

Nさん、ほんとに色々な物をオーダいただきありがとうございました。

しっかりしたイメージと思いをもっている方なので

物づくりしていてとっても楽しかったです。

ありがとうございます。

最終のオーダ分の出来上がりまでもう少しかかりますが、よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

鍛金の歴史は、とっても古く紀元前4000年も前から使われていたそうです。

一枚の板から叩きだして形をつくりだす究極の技法です。

きっと一生掛かっても勉強しきれないほど奥が深いです。

これも縁あって学ばさせていただいています。

ほんと有難すぎです。

いつもありがとうございます。

 

この丸い銅版からはじまり

使う道具は、ハンマーと当て金だけで

あとは、手感覚だけで形をつくります。

 

 

今年は、県外のクライアントさんのオーダーが多く

静岡、茨木、三重、京都と続いています。

 

三重のクライアントさんは、鍛鉄を使った物だったりで

来年にかけて続きます。

 

少しづつですが色々と吸収させてもらい

提案できる引出しも多くなってきています。

すべてが混ざりあって自分の色になってくれたらいいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてマーケット日和でブースに遊びに来ていただいた方、ワークショップに参加していただけたみなさん

ありがとうございました。

 

一緒に出店していただけたデザイン一級建築士事務所の辻さん

ありがとうございました。

 

マニアックな路線のワークショップでしたが

アンテナに引っかっていただけた方は、個性的で面白い人ばかりでした。

そんな人々に出会えたのも大切なことです。

きっと色んな目線があっても良いのだろなって思えた実りある一日でした。

 

 

- comments(0) trackbacks(0)
| 1/23 | >>