鉄や真鍮で物づくり  schmied 1535
シワ

 

金属の形を変えようとする時に現れるシワ
このシワを無視して無理やり形を変えようとしても
理想の形には、なってくれない

だから丁寧に向き合って金槌を振り下ろし
少しづつ形を変えて行く

だから近道は、無い

人生も同じ
何かを変えたい時には、問題がシワのように浮き出てくる
ひとつづつ丁寧に向き合わないと
やっぱり理想の形にもなってくれない

お盆を制作中にぼんやり眺めながら
そんなこと考えてました

 

 

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自然の造形美

 

次男の通う幼稚園にある木が以前から気になっていた
一本の木だけど覗き込むと色んな表情を見せてくれて引き込まれていく。

 

美しくも奇妙だったり自然が導きだす造形美にいつも心惹かれる

僕が表現したいのってこんな世界感なのかな…
自分でもよくわからない。

掴めそうで掴めないこの感覚を何年も繰り返して苦しんでいる。

今年こそは、自分の根っこにある物を引き出したいな。



年明けから考える事ばかりで手が止まっています。
それぞれの貴重な命の時間の中で関わっていただけるみんなさん今年も宜しくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

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灯しびとの集い


灯しびとの集いにて出会えた方々、作品を手に取っていただけた方々、主催者の方々ありがとうございました。

クラフトフェア自体がはじめてでした。
設営から何から何まで助けてくれた作家の仲間に嫁さんに感謝します。

物をつくる時に谷川俊太郎さんの詩の一節が頭の片隅にいつもあります。 「百年前ぼくはここ にいなかった」 「百年後ぼくはここに いないだろう」

あたり前のような今、この瞬間に何を生み出せるのか
何を表現出来るのかと考えると魂が揺さぶられます。

この3カ月間ほんと色んな物を見て考えて、自分のフィルターに落とし込みました。
その中でやっと見えて来たことがあります。
そのことを大切に次に進みたいです。










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「銅の壺」

使う道具は、金槌と当て金と火だけ
カンカンと金属がぶつかり合う音が響き渡る
原始的な作業の繰り返し
ある意味、瞑想状態に入る

スケッチも型もない
もちろんゴール何て無い
自分が一番美しいと思ったところで手を止めた時
心臓がドキドキする音がきこえる

この瞬間が味わいたいから
作っているのかも
ふと感じた

 

 

 

 

 

 

 

 

灯しびとの集いに参加させていただきます。

 

ずっと出たかったクラフトイベント

不安と緊張が入り混じまりながらも

ワクワクが溢れだし

一つ一つ形にして行っています。

 

お会い出来る方々楽しみにしています。

 

 

 

 

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スプーンと鍛造

 

10mmの丸棒からスプーンが出来上がるまで
炉に入れて叩いて伸ばしての繰り返し
何度も何度も金槌で叩く

すごくシンプル
でもすごく時間も掛かる
ステンレスは固くって素直には行かない

大量生産の世の中に逆らっている作り方
正直もっと簡単に作る方法もある

でも大切なのは、向き合った時間だと思う
一本のスプーンが出来上がるまでに
色んな想いが浮かんでは、消えていく

泡のような、ふわふわした想いは、溶けてスプーンにも現れてるはず
少しの遠回りと寄り道が好きな僕には、これくらいがちょうど良いです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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工房の扉

「工房の扉」

この先に何が待っているんだろう
想像の向こうに繋がる扉でいて欲しい。

工房の扉になる木を探しにピネル工房、福ちゃんのところに行った時
何年も雨風に打たれ眠っていたBlack Walnutの表情にひとめ惚れした。

反りもあるし割れもあるけど深く刻まれた表情。
ありのまま全て受け入れて一枚板をそのまま扉にしたかった。

普通一枚板を扉にする事は、無いので色々と試行錯誤。
そんなじゃじゃ馬な木を福ちゃんが、なだめるように整えて加工してくれた。

かなり重いのでヒンジは、ヨーロッパなど重い鉄の門扉などに使う
やり方を木と組み合わせながらデザインして作ってみた。

一枚板なので天気や気温によって木も毎日動います。
時には、少し開けづらい日もあるけどそんな時は
機嫌が悪だけと受け入れる。
スムーズに開け閉め出来る日は、機嫌が良いのだと僕も嬉しくなり
ささやかな喜びがある。

そんな扉とコミュニケーションしてると木が生きてるって感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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火を通す

 

人類がはじめて使った金属は、なんだろうって考えていた。

知れべてみると西暦紀元前7,000年〜8,000年頃、新石器時代人によって偶然に自然銅のかたちで発見され、人 類が初めて使った金属であるといわれています。

 

木 材を燃料に生活していた際の炉壁などから金属が遊離することを知ったと見られます。

金属も元は、石の中から熱を加えることによって取り出される。

鉄とかは、融点がもう少し高いのでさらに人類が進化した後に使われるようになった。

 

金属もルーツを辿ればただの石から取り出したもの

自然の一部なんですよね。

 

大量生産の現代

手元に届く材料は、なんだか規則正しく冷たく

自然からは、かけ離れた物にみえる

 

鍛鉄や鍛金は、金属に火を通すことからはじめる

鉄は、赤いうちに叩き

銅や真鍮は、熱を加えなましてから叩く

 

なんだかこの火を通すことが

金属を自然の物に戻していってくれてる気がします。

 

金槌と当て金だけでほぼ形を作って行く

鍛金は、ほんとシンプルで手の感覚だけが頼り。

 

古代の人と基本的には、同じような物づくりだと思う。

紀元前4000年前と変わらない物づくり

神秘的な気持ちになる。

 

そして自分の手でつくり出した物

工芸ってほど綺麗な物ではないし上手でもない。

 

でももっと根っこにある生きるために生み出された物

人間として滲み出る物を作りたいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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真鍮コースター

 

すっかり梅雨入りして雨がふったりやんだりしてますが

そんなに嫌では、ないんですよね。

 

雨の降った日は、気持ちもオフモードで逆にリラックスしたりしてます

蛍もみれるし

 

雨の日は、聴きたくなる曲があって・・・

青葉市子さんの - 雨

 

この歌声がまるで水滴のように繊細で

体に沁みこんでくる


雨の優しさにに気が付けてたのは、この曲のおかげ

 

 

 

先日、喫茶ハミングバードさんからオーダーいただいていた

コースターを製作させていただきました。

 

去年の12月に実際にお店にも寄らせていただいて

詳細なども打ち合わせました。

 

とっても素敵なご夫婦でお仕事の話もしましたが

音楽の話でも盛り上がりました。

 

中津川と言えば1969年に開催された伝説の全日本フォークジャンボリー

 

この頃のフォークソングって

人間臭いというか土臭いというか

時代背景も含めて好きなんですよね。

 

そんな話をはじめて出会ったのに

出来てしまうのは、嬉しいですよね。

 

素敵な吹きガラスの作品と一緒に使っていただけています

オーダーありがとうございました。

 

 

 

 

こちらのコースターは、厚みが0.8mmですが

ハミングバードさんに納品させていただいたコースターは、2mm

 

材料の厚みによって同じ形でも全く印象が違ってみえるのも

面白いなって思います。

コースターを手に触れた時の感じ方も違う

 

それを自分自身が感じ取るのが大切なんだと思う

 

色んな物をみて

ふれて

つくって

今日も自問自答・・・

 

その先にみえる物ってなんだろうって考えると

いつも不思議な気持ちになる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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フィルター

 

何もない砂浜でつくりだす秘密基地

 

子供達が遊びながらつくり出した泥団子は、ほんと素直な形

その造形にドキッとした

 

子供達にみえてる世界

大人になったら忘れちゃった

 

大人になった僕、どうしてもフィルターをかけて物をみてしまう

色んな経験してきたからかな・・・

 

40歳手前になって自分のフィルターを外したくなる

 

ほんとの目でみてみたいな色んな物

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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インダストリアルにリノベーション

日本家屋がリノベーションでインダストリアルな空間に生まれ変わりました。

 

今回のクライアントさんは、鉄が大好きで

かなりマニアックな空間が出来上がりました。

 

螺旋階段は、リノベーションのため限られた空間の中での設置だったの

すべて現場で組み立てれるように考えて製作しました。

 

リノベーションは、基本的に現場の躯体の現状合わせなので制約もあり

新築よりも製作には、考えることも多くなり難しくなります。

 

厳しいことも言いつつも毎回僕を成長させてくれるYくん

色々と知恵をかしてくれてありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玄関の扉も鉄です。

 

扉を開けると玄関のような土間のようなガレージのような場所。

バイク好きのクライアントさんには、これくらいの曖昧な空間が似合っています。

吹き抜けも気持ちが良いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

重さ80キロのコンテナの扉を

引き戸に改造して取り付けしました。

 

ここまで来るともとは、日本家屋だったことが信じられないくらいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無骨な、ブレースもオリジナルです。

 

 

はじめて打ち合わせに伺ったのが去年の12月

ちょうど解体がはじまった時でした。

 

こうして生まれ変わった空間をみると

いつも清々しい気持ちになる。

 

それにしても月日が流れるのが速いな。

 

この先は、鍛金でコースターのオーダーと

鍛鉄で手摺を製作します。

 

どちらも遠く離れたクライアントさんですが

離れた場所からでも声をかけてもらえることに有難く思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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