鉄や真鍮で物づくり  schmied 1535
工芸とデザインの境目

少し前の話になりますが

21世紀美術館に「工芸とデザインの境目」をテーマにした展覧をみに行ってきました。

監修 プロダクトデザイナーの深沢直人さん

 

僕自身デザインを学んだ事も無く

かと言って工芸作品を作る作家さんに弟子入りした事も無いわけで

僕にとって物づくりは、工作の延長みたいな感覚。

 

でも影響受けたデザイナー、工芸作家、芸術家、建築家は、沢山いて

少しでも作品にふれたり、話を聞かせてもらったりしてきた。

 

それでね自分自身、結局何がしたいかと思うと

デザインして自分の手で何かを生み出したいってのが自分の芯にあるのかなと思う。

 

だから「工芸とデザインの境目」ってテーマの中には、僕がずっと

もやもやしていた方向ってのが良く見えた。

 

 

 

 

面白かったのが石垣とコンクリートの壁にも

工芸とデザインと言う目線で見比べると浮かんで来る線があるって事。

 

どちらにも美があって出来上がるまでのプロセスがある。

人の手で1づつ選んで石を積み上げた壁は、もはや工芸だろうってところに

なんか面白さを感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子供達にとっては、展示は退屈だったみたいで外に出たら走り回てました。

娘も息子も展示は、途中でギブアップだったので今回は、ゆっくりみれなかった。

なので本を買ってゆっくり読みなおしています。

 

たとえば水を飲むってのが人間にとって当たり前で

そうするとコップが必要になって

どんなのが飲みやすいだろうってのがデザインのはじまりであって・・・・・

このはじまりに気づいたら僕がずっと思っていたデザインの意味みたいのが根本から崩れていった。

 

ずっと残って行くデザインや工芸品などには、自然の流れみたいのが

備わっているのかなとも思う。

 

生活も物づくりも自然に流され

シンプルな方に向かいたいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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いろんな作品にふれて

 

陶芸家がただひたすら、ろくろを回す。

木工家がただひたすらノミで木を彫り込む。

素材は、違っても他の作家さんのそんな姿や作品に惚れ惚れします。

 

作るって言うよりもっと深いところまで届くように

掘り下げる感覚。

 

ここ3か月で色んなところに出向き

色んな作品にふれて

いろんな話を聞いてこれた。

 

人の手ってやっぱ凄いなって思った。

突き詰めた物づくりをしている方の作品は

やっぱり感じる物がある。

 

実際話すと物凄い拘りをもっている人達ばかり

 

そして大事な事に気が付いた

誰かを感動させたかったらまず自分自身が感動出来なきゃ

誰かを楽しませたかったらまず自分自身が楽しまなきゃ

 

素晴らしい作品がつくりたいなら まず自分自身が素晴らしい作品にふれて感動しなくては。

 

物づくり楽しいな

原点にもどれた感じ。

 

 

 

 

 

パンを焼く窯の扉をオーダーいただきました。

丸いつまみが取っ手です。

角棒からそぎ落とし叩くこと3時間、ハンマーで叩きながら丸くしました。

 

Rも手作業で曲げました。

 

窯が出来上がったらまた呼んでいただけるようなので

とっても楽しみ。

 

山奥で野菜を育たり狩りもしたり

パンを焼いたりスープを作って販売したり。

時には、パン教室もしながら暮らしているクライアントさん。

 

夫婦で何でもやってしまう姿は、ほんと生きるエネルギーに満ち溢れています。

 

 


 

 

 

  「お金のいらない国」

 

読むといいよって、自然農法の農家さんからお借りした本。

 

世の中には、お金儲けの仕方的な自己啓発書などにあふれているけど。

この本は、もっと大事な本質的な事を思い出させてくれました。

 

お金って物が無かったら世の中こうなってるんじゃないかってストーリーだけど

ところどころドキってする部分があります。

自分自身があたりまえに思ってた人との接し方

お金って物が無かったらこんな素晴らしい関係だったんだ。

 

だけどお金が無かったら暮らせないのも今の現実。

だから否定的な考えじゃなくってもっと本質的な部分を大事にして暮らそうよって

 

自分自身が社会の一部の中で何かの役割として生きてれることに感謝もするし

それ以外の色んな職業の方にも感謝の心が芽生えてきた。

 

少し車を走らせるだけでも出会う

ゴミ拾いをしている方、道でガードマンをやってる方

みんなありがとうって。

 

頭がカッチカッチになった大人の方に読んでもらいたいな。

もう少し大きくなったら自分の子供にも読んで欲しいなって思う素敵な本でした。

 

 

さてさて年末モードでバタバタしていますが、お正月は種子島に行きます。

海はお預けでしばらく休み無で追い込みです。

 

年内のオーダー受付は、終了させていただき

年明けも色々と製作させていただく物もありながらと。

有難いです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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思わぬところで手がとまる

 

38角の無垢角棒をバンドソウで切りながら

四角すいをつくりました。

 

尖った先端が美しいなんて思いながら

アンビルの上に置いて写真を撮ってたら

面が光り置き方に寄って写真の表情が違う事に気が付いた。

 

これは、面白いと思い

勝手に一人でテンションあがって

色々と置き方変えて写真撮ってました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気が付いたら70枚位写真撮ってた

 

一つの方向から決めつけて物を見るのは、つまらない

色んな方向から物をみれるような感覚をつねに持っていたいなー

 

 

 

思わぬところで手がとまる事もあるけど

大事な時間だったりもします。

 

 

 

 

 

 

門扉のディテールも少しずつだけど出来上がってきました。

 

 

でも納期も迫ってきました。

しばらく夜なべが続きます。

 

 

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生きる そして つくる


埼玉県の川口で新しくパン屋さんをOPENされる
クライアントさんから真鍮のハンドルと傘立をオーダーいただきました。

デザインや強度の事やディテールまで何度も打ち合わせを
進めながら形になって出来たモノ。

何度も悩みながら考えていたクライアントさんは、自分が生み出した物として
この先も思い入れがあるモノとなり輝きつづけてくれるはず。

手を動かして作ったのは、僕だけど
生み出したのクライアントさんですもんね。

そんなモノづくりが出来たことが
嬉しかったです。 

また出来上がったお店の写真を楽しみにしています。
ありがとうございます。















そして去年の10月に借家に引っ越してから8か月
ようやく小さな畑をつくる事ができました。

苗は、ナチュラルファーム cocoro  さんや
お宝ファームさんにて購入。

どちらも地元の素晴らしい農家さん。
身近にこんな自然を大切にして野菜を育ている
農家さんがいることを幸せに思います。






生きる そして つくるってのが
これからの僕のなかで大切な事。

鉄で物づくりも野菜を育てるのも一緒
つくるって事が
何か生きてるなーと実感できる大切な事。





小さな小さな畑だけど野菜が育つのが
楽しみ。


そして何より子供達に安心して食べさせられる
物をつくりたいなって思うのが一番かな。





もうすぐ梅雨かな。
雨の日に軒下で子供達がチョークでお絵かき。

こんな何気ない風景が幸せだなーて思った
雨の日でした。














 
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鉄窓



昔の古い建物や工場などに行くと
既製品では無い鉄の窓が付いています。
何かねー昔から古い鉄の窓を見つけるとあの独特のオーラにやられちゃってドキドキします。

この感情を鉄好きのマニアックな人には、理解してもらえるはず!

だけども今の時代はアルミの既製サッシがほとんどです。
ほんの一部のマニアックな方だけ時代をさかのぼりまた鉄の窓を求めています。

そんなマニアックな感覚を共感していただけるアンティークショップの店員であるクライアントさんに出会い
鉄の窓をオーダーいただきました。
ありがとうございます!

何度もサンプルを見ていただいたり
スケッチしたり
製作途中を工房まで足を運んでいただき
確認しながらじっくりつくり込んで行きました。

クライアントのご夫婦に
この窓がお家のメインになるからといっていただき
出来上がるのをとっても楽しみにしていただいていました。







かなりタイトな押し縁にしたのですっきりした窓ができました。
でも触れたら鉄の質感がしっかり伝わり
シンプルなデザインだけど鉄の無骨がしっかり感じられる窓になりました。

室内なので仕上げは、オイルでかるく拭きあげただけ。
やっぱりペンキを塗らない鉄の質感が大好き。



すべて真鍮のマイナスネジとビスを使いました。
その数約150本

マイナス頭は、下穴をあけてからドライバーで手締めしているので
根気がいる作業が続きます。

インパクトを使って+ネジを止めるのに対して
マイナスネジだと5倍は、時間が掛かるんじゃないかな・・・・

でもやっぱり見た目が好きだから手間が掛かっても
使いたくなっちゃうのです。






取っ手もかなりシンプルに



窓が開いてる時は、手づくりの真鍮の棒が
支えになっています。


まだまだ鏡枠や吹き抜けの手摺などもオーダーいただき
作り込んで行きます。

連休前の忙しさがピークになり
頭の中がぐるぐる回っています。

呼吸を整えて進みたいですね。



 
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螺旋階段


去年からデザインを進めてきた螺旋階段が
形になり設置する事が出来ました。

拘ったのは、本物の鉄の質感です。
どうしたら出せるんだろうって
色々と悩みました。

特に踏み板は炉に入れて叩いたら
歪もひどく平らには、なおらないし
面積もかなりある・・・

色々試してサンプルも作ってみた。
でも楽した中途半端な物づくりで出来上がった
物はやっぱり良くない物ばかりでした・・・

色々と本物を見てきたクライアントさんだから
直ぐにそれは良くない物だと見抜いていました。



だからこそやっぱり全部炉に入れてハンマーで叩こうって決断しました。

きっと中途半端な事しても良い結果は、出ないし
時間が掛かってでもクライアントさんに作って良かったと思ってもらえる物にしよう。





「これが叩く前の新しい板」



その日から毎日朝から晩までコークスを焚きながら
ひたすらハンマーを振り続けました。

踏み板は、二枚重ねでリベット組。
リベットだけでも200本以上。




「叩いた後の板」



踏み板すべてとなるとかなりの面積
しかも鉄板は、9mm。
一回の炉に入れて温められるのは、15儚僂らい。
それを叩いてまた炉に入れての繰り返し。

体もボロボロだけど
一枚づつ仕上がった踏み板の質感を見るとなんだかニヤニヤしてしまった。
必ず良い物になるなって思えてから。




大きな歪は何とか取れました。
今回は、新たな技も覚えたしね。

火によって鉄は歪むけど
火によって歪も直したり出来る

ほんと鉄と火の関係は、奥が深いって思った。








手摺もすべて叩いたけど
脚は、さらに技を使って棒を叩いて筋入れて
さらにネジって作りました。














僕が知ってる鍛鉄の技なんてほんと少しだけど
この先もっと覚えて行きたい。

なんか秘密の技って言うと忍術みたいで面白いねー。
だからこのドキドキ感が無い既製のパーツは、好きじゃない。

なんかこの鉄の技の謎めいたとこが好きで
そのうち自分であみ出した技を巻物に書いたりしたら
面白いなって妄想してます。

螺旋は、ペンキも塗らず鉄そのままで使う予定です。
建物もどんな仕上がりになって行くのかとっても楽しみです。







 
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 ここ最近
ここ最近の物づくりです。



壁に埋め込むポストです。
簡単な構造ですが雨もほとんど入ってきません。








美容院のエントランス手摺です。
階段のR部分は、ハンマーで叩いてゆるいRを作りました。

原始的だけどハンマーと叩く台さえあれば意外に長い距離のRも作れちゃう。
















これは、7月にOPENした宇宙食堂さんのランプシェイドをつくらせていただきました。
お店の詳細は、またUPします。

これもアンビルとハンマーだけで叩いて浅いお椀のような形を作ってみました。


  

七月は、海に山にイベント出店
そして物づくりに大忙しでした。

充実した夏のスタートです。

30歳になった頃からなるべく色んな物を見よう
色んな人と話しをしよう
そして自然にもっと触れようって思った。

知識とかじゃ無くて感覚的な部分で自分の感性を高めたかったから。

僕は、作り手とし決して手先が器用な方じゃ無い。
どちらかと言うと不器用な部類に入ると思う。
けど自分にしか出来ない物もあるはず
それを追求したいなって思ってます。

それにしても海と山は、自然のアートが一杯で
飽きる事ないなー。























  












 
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 金と銀
  

  
金と銀 


真鍮とステンレスの10儚僂慮みは、3
から面白い物をつくってます。

納期迫ってギリギリの状態だけど
やっぱり気になってもう一度現場に戻り
イメージを固めに行ってきました。
大まかなスケッチは、決まっているけど
ただそこに立って30分程ながめて帰ってきた。








これは、1メートル角の厚み16mmから
使う道具は、溶断する物とハンマーだけで
これもイメージの中の物を形に変えていく。

図面は、一切ない
簡単なスケッチとあとは、頭の中のイメージだけ。




最近こんな依頼を少しづついただけるようになって
来ました。

図面通りに作る事も大事だけど
答えの無い物をつくるほど難しい事は、無いなと思います。





これ物づくりの話と全然関係けど
久しぶりスニーカー買いました。

Converse Jack Purcell Slip-on (Made in U.S.A)

オールスターもバンズ スリッポンもプロケッツも何足か持ってますが
高校生の時からずーと飽きないから不思議だなって思う。




最近とくに生活の流れが速くブログもあまりUP出来てないです。
色々と作ったりUPしたい事あるのにな。
一度頭を冷やしてゆっくり考え事したいなって思います。

こんな時に海が近かったら一回サーフィンするだけですっきり出来るのになっていつも思う。
今年は、あまり海行けてないので余計にそう思う。


さあ明日も工房にこもって色々つくります。









 
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秘密基地


あけましておめでとうございます。





お正月は、種子島に行ってきました。

年内につくることが出来なかった物や
年明けの納期など考えると行こうか迷ったけど
やっぱり行って良かった!

だって子供達の笑顔と成長を身近で感じれたから!




子供たちが数日かけてビーチに作った秘密基地。
材料は、流木や貝殻
たまに流れ着いた瓶や漁師が使った大きな浮き輪に
なんでもあり。




子供達のアイデアは、無限です。
テレビやゲームなんて無くてもかって自然から
遊び道具を見つけてくる。



長女は、貝殻でデコレーション。







子供達が付けた基地の名前は、「バニージーンズ」


二歳の長男も一生懸命に流木集めてました。

大人が何か手助けした訳じゃなくて
全部子供達の意思で作り上げた秘密基地。
完成したのを見て感動しちゃいました!


子供を大自然で遊ばせたかったら
大人が大自然を全力で感じてないと伝えれない部分がある。

大人達は、腰から頭オーバーまで毎日
自然を感じていい波乗りまくった。
元旦に原さんとチャルさんとアラレが降る中サーフィン出来たのが思い出の1ラウンドとなりました。
顔が痛くてドMなサーフィンだったけど何故か海の中では、笑顔でした!

今回は、川北メンバーも一緒に
ちょっとした大家族のようで毎日ワイワイ楽しかった!

種子島からもらったフィールは、やぱっりSHAREって言葉でした。

みんなの笑顔がみれて本当に良かった!


今年もschmied1535をよろしくお願いします!












 
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SHAREっていい言葉


先日いい波を仲間でシェア出来た時にふと思った!
サファーと言う人種になれて本当に良かった。

年齢も国籍も何にも関係ない
シンプルでピュアな人達。

人種って言うと閉鎖的かもしれないけど
サーフィンから学んだ独特の考え方には、人種って言葉あてはまるような気がする。

ここ数年尊敬する先輩達にシェアするって大切さを
心で教えてもらいながら波乗りさせてもらっている。

何かを素直に分ちあえる人は、魅了的です。

何かは、物だったり誰かの結婚だったり幸せな出来事だったり
サーファーならいい波だったりと。

日常生活でもそう
もっとシェア精神で行こうよって思うことが沢山ある。
誰かを蹴落とそうとか自分だけ儲かれば良いとか
そんなループにはまると寂しい人間になってしまう。

だけど今の僕に寄って来てくれる人は、自然と良い人ばかりです。
何故だろ不思議だけどここ数年
嫌な人とは、出会ってません!

先の事も色々と不安なこともあるけど
シェアするってことを大事に生きていけば
とりあえず幸せの方向に進んで行けることは間違いないなと思います!



僕がサーフィンに出会った場所は、オーストラリアでした。
旅先で知り合った日本人に誘われて。
家の一室をシェアさせてもらったのがきっかけだけど
今思うとテイクオフも出来ないのにスナッパーロックスの横に住んでいたのも不思議です。

まわりの日本人は、ワーホリでサーフィン修行に来てた人ばかり。
その時の僕は、毎日裸足でインドの民族衣装を着てたし
完全場違いだったけど周りのサファー達は、面白がって毎日遊んでくれた。

修行に来ていたリアルなサーファー達のおかげでその後
僕は、どっぷりサーフィンはまって行った。

12年たっても毎日海の事ばかり考えてるし
これは、魔法やって思ってます!

その時に僕だけ初心者で観光ビザだった。
波がデカい時は、入れないし仕事も出来ないので
そんな時は、ディーバーの海が一望出来る丘で絵を描いていた。



そんな下手くそな絵を帰国する時に家の向かいにあるカフェにのオーナーに
渡したら喜んでくれた。

それが12年くらい前の話。



それから時が過ぎ
7年前の正月にバイロンにトリップに行った時にお店に寄ってみたら
絵が大事に飾ってあった。

嬉しかった!
今でも飾ってあるのかわかりませんがまたいつの日か訪れた時の楽しみにしておこう!



今でも旅を出来るのは、サーフィンのおかげ。
SHAREの大切さを教えてくれたのもサーフィンおかげ。

しばらくは、休めそうもなくやること山積みだけど
やっぱり年末は、南に行きたいのでしばらく頑張ろう!












 
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