9/19〜28日までNODEさんにて展示をさせていただきます。
会期中無休です。
お立ち寄りいただけたら幸いです。
なんで物づくりして
そして何が表現がしたいのか
いつも自問自答しています。
素材と向き合い自分と向き合い
掴めそうになるけど掴めない世界。
まだまだわからない事だらけ。
今は、作りたい欲求が全開なので最後まで手を動かし続けます。
@node_tasworks
NODE
愛知県 名古屋市 昭和区 神村町 1-3 1F
052-715-7385
カッパ着て散歩に出かけた
黄色く濁った大きな水たまり
足を入れようか迷ってる次男
散歩っていいな
何気ない日常っていいな
雨のあと風光る日が待ちどうしい
]]>
2009年リーマンショックの影響で仕事が無くなり人生が大きく変わった。
あたり前の日常が崩れて行った。
そんな暗い時だったけど長女が生まれくれてキラキラした日常を与えてくれた。
それからは、とにかく自分の手の届くミニマムな生活がしたくなった。
学生の時に楽しみにしていた図工と美術の時間を思い出した。
自分が作り出した物を届けて喜んでるもらえるシンプルな流れの中に身を置きたかった。
だから物づくりを生業にしたいと思った。
何の伝手もなくネットで探した金属工房に連絡しまくっていくつかの工房で修行させていただこうとお願いしてみたけど全て断られてしまった。
当時は、必死で今考えるといきなり電話も失礼でしたがメールも使ったこともないくらいの世間知らずでした。
そんな中で唯一見学させてくれたのは、Fuigo の平田さんでした。
工房は、薄暗くってアンダーグラウンドな雰囲気で石炭と油の混じった匂い全てがカッコ良かった。
一発で金属の魅力に取り憑かれた。
その時に工房でリンリンと鳴ってた黒電話を懐かしく思う。
結局どこかの工房で修行は、あきらめて自分で独学にてはじめることになった。
そしてすぐに東日本大震災がおきて、あたり前の日常が崩れて行った。
それでも前を向いて歩いた。
そしてコロナウィルスでまた
あたり前の日常は、崩れていく
大きな渦にのまれ行く自分..... 物づくりをはじめて10年多くの出来事があった。
一番の宝は、子供が3人になってみんな元気に育ってくれていること。
この10年休む間も無く走り続けてきて追われる日々の中
いつの間にか自分のこともわからなくなってしっまった。
コロナで予定していたイベントやお仕事も何件かストップしました。
久しぶりに立ち止まった。
ほんとは、どんな生活がしたいの
何が作りたいの
幸せってなんだろう
何処に向かうの
自分に色々と疑問を持ちかける良いタイミングかもしれません。
どこに行っても何をしても
僕は、僕であって
個性だけは、捨てたくないなって思います。
何故だか最近、高校生の時によく聴いていたPunkをやたらリピートしてます。
]]>
]]>
金属の形を変えようとする時に現れるシワ
このシワを無視して無理やり形を変えようとしても
理想の形には、なってくれない
だから丁寧に向き合って金槌を振り下ろし
少しづつ形を変えて行く
だから近道は、無い
人生も同じ
何かを変えたい時には、問題がシワのように浮き出てくる
ひとつづつ丁寧に向き合わないと
やっぱり理想の形にもなってくれない
お盆を制作中にぼんやり眺めながら
そんなこと考えてました
]]>
次男の通う幼稚園にある木が以前から気になっていた
一本の木だけど覗き込むと色んな表情を見せてくれて引き込まれていく。
美しくも奇妙だったり自然が導きだす造形美にいつも心惹かれる
僕が表現したいのってこんな世界感なのかな…
自分でもよくわからない。
掴めそうで掴めないこの感覚を何年も繰り返して苦しんでいる。
今年こそは、自分の根っこにある物を引き出したいな。
年明けから考える事ばかりで手が止まっています。
それぞれの貴重な命の時間の中で関わっていただけるみんなさん今年も宜しくお願いいたします。
]]>
灯しびとの集いに参加させていただきます。
ずっと出たかったクラフトイベント
不安と緊張が入り混じまりながらも
ワクワクが溢れだし
一つ一つ形にして行っています。
お会い出来る方々楽しみにしています。
]]>
10mmの丸棒からスプーンが出来上がるまで
炉に入れて叩いて伸ばしての繰り返し
何度も何度も金槌で叩く
すごくシンプル
でもすごく時間も掛かる
ステンレスは固くって素直には行かない
大量生産の世の中に逆らっている作り方
正直もっと簡単に作る方法もある
でも大切なのは、向き合った時間だと思う
一本のスプーンが出来上がるまでに
色んな想いが浮かんでは、消えていく
泡のような、ふわふわした想いは、溶けてスプーンにも現れてるはず
少しの遠回りと寄り道が好きな僕には、これくらいがちょうど良いです
]]>
]]>
人類がはじめて使った金属は、なんだろうって考えていた。
知れべてみると西暦紀元前7,000年〜8,000年頃、新石器時代人によって偶然に自然銅のかたちで発見され、人 類が初めて使った金属であるといわれています。
木 材を燃料に生活していた際の炉壁などから金属が遊離することを知ったと見られます。
金属も元は、石の中から熱を加えることによって取り出される。
鉄とかは、融点がもう少し高いのでさらに人類が進化した後に使われるようになった。
金属もルーツを辿ればただの石から取り出したもの
自然の一部なんですよね。
大量生産の現代
手元に届く材料は、なんだか規則正しく冷たく
自然からは、かけ離れた物にみえる
鍛鉄や鍛金は、金属に火を通すことからはじめる
鉄は、赤いうちに叩き
銅や真鍮は、熱を加えなましてから叩く
なんだかこの火を通すことが
金属を自然の物に戻していってくれてる気がします。
金槌と当て金だけでほぼ形を作って行く
鍛金は、ほんとシンプルで手の感覚だけが頼り。
古代の人と基本的には、同じような物づくりだと思う。
紀元前4000年前と変わらない物づくり
神秘的な気持ちになる。
そして自分の手でつくり出した物
工芸ってほど綺麗な物ではないし上手でもない。
でももっと根っこにある生きるために生み出された物
人間として滲み出る物を作りたいな。
]]>
すっかり梅雨入りして雨がふったりやんだりしてますが
そんなに嫌では、ないんですよね。
雨の降った日は、気持ちもオフモードで逆にリラックスしたりしてます
蛍もみれるし
雨の日は、聴きたくなる曲があって・・・
青葉市子さんの - 雨
この歌声がまるで水滴のように繊細で
体に沁みこんでくる
雨の優しさにに気が付けてたのは、この曲のおかげ
先日、喫茶ハミングバードさんからオーダーいただいていた
コースターを製作させていただきました。
去年の12月に実際にお店にも寄らせていただいて
詳細なども打ち合わせました。
とっても素敵なご夫婦でお仕事の話もしましたが
音楽の話でも盛り上がりました。
中津川と言えば1969年に開催された伝説の全日本フォークジャンボリー
この頃のフォークソングって
人間臭いというか土臭いというか
時代背景も含めて好きなんですよね。
そんな話をはじめて出会ったのに
出来てしまうのは、嬉しいですよね。
素敵な吹きガラスの作品と一緒に使っていただけています
オーダーありがとうございました。
こちらのコースターは、厚みが0.8mmですが
ハミングバードさんに納品させていただいたコースターは、2mm
材料の厚みによって同じ形でも全く印象が違ってみえるのも
面白いなって思います。
コースターを手に触れた時の感じ方も違う
それを自分自身が感じ取るのが大切なんだと思う
色んな物をみて
ふれて
つくって
今日も自問自答・・・
その先にみえる物ってなんだろうって考えると
いつも不思議な気持ちになる
]]>
何もない砂浜でつくりだす秘密基地
子供達が遊びながらつくり出した泥団子は、ほんと素直な形
その造形にドキッとした
子供達にみえてる世界
大人になったら忘れちゃった
大人になった僕、どうしてもフィルターをかけて物をみてしまう
色んな経験してきたからかな・・・
40歳手前になって自分のフィルターを外したくなる
ほんとの目でみてみたいな色んな物
]]>
今回のクライアントさんは、鉄が大好きで
かなりマニアックな空間が出来上がりました。
螺旋階段は、リノベーションのため限られた空間の中での設置だったの
すべて現場で組み立てれるように考えて製作しました。
リノベーションは、基本的に現場の躯体の現状合わせなので制約もあり
新築よりも製作には、考えることも多くなり難しくなります。
厳しいことも言いつつも毎回僕を成長させてくれるYくん
色々と知恵をかしてくれてありがとう。
玄関の扉も鉄です。
扉を開けると玄関のような土間のようなガレージのような場所。
バイク好きのクライアントさんには、これくらいの曖昧な空間が似合っています。
吹き抜けも気持ちが良いです。
重さ80キロのコンテナの扉を
引き戸に改造して取り付けしました。
ここまで来るともとは、日本家屋だったことが信じられないくらいです。
無骨な、ブレースもオリジナルです。
はじめて打ち合わせに伺ったのが去年の12月
ちょうど解体がはじまった時でした。
こうして生まれ変わった空間をみると
いつも清々しい気持ちになる。
それにしても月日が流れるのが速いな。
この先は、鍛金でコースターのオーダーと
鍛鉄で手摺を製作します。
どちらも遠く離れたクライアントさんですが
離れた場所からでも声をかけてもらえることに有難く思います。
]]>
お正月も休みなしでここ数か月ずっと製作の時間に追われた日々をすごしていました。
時間に追われると自分を見失いそうになる。
なのでここ数か月で自分のことを分析してました。
自分のことを共感性や感受性が強いと気づいた。
いつも疲れてしまうのは、このせいなのかなと思いはじめています。
誰かが持っているネガティブなオーラとかをそのまま受け取ってしまったり
その場の空気感が悪い時は、思いっきりもっていかれる。
色んな人の感情が溢れているSNSは、やはり苦手なのもこの理由。
人の顔色ばかりを気にしていたのは、この共感性や感受性のせいだったんだなって
最近思うようになった。
何となく人が思っていることを直感的に感じれています。
でも共感性や感受性は、自然のエネルギーとは、愛称が良いなと思う。
自然の物に触れるとポカポカした気分になれて
気持ちがよい空気が自分に入ってきて最高の気分にさせてくれる
音だったり風だったり光だったり
生きづらいこともありますが
共感性や感受性は、物づくりするには、良い感覚を
僕に伝えてくれると信じてます。
自分のことを知り
そして自分らしく生きる
それがやっぱり大事
自分をされらけ出して精一杯、歌っているロックンローラーをみると
いつも勇気づけられる
もうすぐ40歳だけどそんな人生を送ってみたい
久しぶりのブログなのでついつい前置きが長くなりました。
年明けから素敵な出会いがありました。
『井上洋菓子研究所』さんから出店用の什器のオーダーをいただきました。
一人で組み立て持ち運びできるテーブルの要望だったので
脚一本づつが独立していて
どんな天板にも取り付けできるようなデザインになりました。
すべて炉に入れて叩いたので
鉄の質感がとっても素敵になりました。
仕上げは、ミツロウです。
井上洋菓子研究所さんは、とっても柔らかいオーラーが出ている素敵な方です。
そんな井上さんが作る洋菓子は、とっても美味しいです。
根尾の山奥で洋菓子つくりをしていますが出店以外は、オーダも受け付けていますよ。
みなさんにも是非食べていただきたいです。
オーダーありがとうございました。
こちらも出店用の小さなテーブル
引出が付けられるようになっています。
4月5月のオーダー分は、すべて炉に入れて叩いて製作する物ばかりで
久しぶりに腕が悲鳴を上げそうです。
でも作るのとっても楽しみです。
ここ数か月で製作した物
少しづづまたUPしていきますね。
]]>