鉄や真鍮で物づくり  schmied 1535
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フランス落し
 


アイアンを色々製作予定の新しくはじまった現場
Cafeなのですが古いステンドが付いた建具やインドの窓なんかもみどころです。

まずはインドで使われていた古い窓に取り付けるフランス落しを製作。
これが無いと窓が閉まりきらないので急いでとのこと。
古い窓なのですべてに癖がありフランス落しもそれに合わせて
一つずつ作らなくてはならないので大変でした。
少し不便と解りながらもアンティークを選んだこそ出せる雰囲気
きっとお店に現れるはず楽しみです。








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タオルハンガー



いつもより細いサイズでタオルハンガーの製作何か新鮮でした。






最初提案の話で棒が細すぎるのではと思ったけどお家を見てシャープなタオルハンガーで良かったと
納得しました。
既製である物を買ってくるより空間に合わせた金物を一から製作した方が絶対良い物になると感じました。
空間を見てベストなサイズバランスをすぐに思い付ける力があったらなと思いますが
こればっかりはいつも悩みます。
ちょっとした事だけどまた勉強になりました。
ありがとうございます!












 
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物づくりしていて良かった




やっと形になったテーブル
無事に納品出来ました。





今回悩んだのは2400X800という大きなテーブルを
どうやってシャープな脚で作る事が出来るかと悩みました。
クライアントの要望で足を広々伸ばしたいから筋交とか補強は無くして欲しいとの要望がありました。

そんなに長いスパン補強無しで飛ばせるのか?
横揺れが心配でした。
太い材料は使いたくなかったので
34mmと11mmの丸棒を斜めに並べたデザインを考えました。
これならきっと強度がでるはず。
天板は2400の無垢材かなり重いので製作しながらも大丈夫かと
不安でした。
だけどアイアン部分を溶接で仮止めした状態ですでに強度が
ありまったく揺れませんでした。





無事設置を終えてたらすっかり暗くなっていました。
クライアントのKさんが仕事から帰ってきて出来上がったテーブルと初対面。
うおーと雄叫び
物凄く喜んでいただけました。
打ち合わせで80歳になって使っていられるような素敵なテーブルを作ってねと言われていたので
何度も良いじゃんと言っていただけてホットしました。
ほんとこの時素直に物づくりしていて良かったと思える瞬間でした。
ありがとうございました。





pynel wood work studioの工房でKさんとの出会いを待っていたかのように眠っていたNew Guinea walnut。
所々金色に光る不思議な木でした。
福ちゃんスペシャルな一枚をありがとう。




今回OPENハウスは終わってしまいましたが外壁が銅板で少しづつ表情を変えた渋いお家でした。
この先も面白いOPENハウスがあるはず気になる方はMIYABE KENSETUさん



やたら職人の手を喜んでくれたマネージャーの森上さん
いつもの汚れた手が何だか自分でも新鮮に思えた。
物づくりの話色々共感できて楽しかったです。
ありがとうございました。







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暖まる



手摺の製作。
コークス炊いて暖かいです。



冬場の鍛鉄は暖まる。



一本づつ手作業で 手摺の先端をくるっとします。





納品予定の真鍮のドアハンドル。
真鍮は簡単には補修できないので孔あけなど加工するの緊張しました。
建具に取り付けたらどんなふうになるんだろう
楽しみです。


昨日は、テーブルの納品に写真またUPします。
引越し前に何とか納品できて一安心!
少しづつ進んでいますがまだまだ先が見えません
作る物が一杯でちょっとバテ気味。
今製作中の手摺がぎりぎり急がなくては。










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ブラケット



手摺のブラケット

12月に完成予定のRCのお家。
設計士の方が夢のマイホームを設計そして建設中
そんな大切な場所にブラケットや建具の格子や
取っ手など製作させていただいています。
普通の方なら家を建てるのは一生に一度の物
たずさわった以上絶対良い物にしたい気持ちは裏切れません。
そんな気持ちで物づくりしています。






クロカワ オイルフィニッシュ

角度に角度と何だか意味不明ブラケット
仮組みが少しずれるとまったく違う角度になってしまい結構作るの難しいです。





取り付け例見ると納得。
今回斜めの部分は以前デザインして取り付けたシンプルなブラケットを選んでいただきました。







こちらは商社さんから定期的に注文いただいているブラケット
50個ほど



11月前半はひたすらブラケットづくりに追われました。


12月完成引越し予定の現場が現在5件ほど
気持ちはみんな一緒新居でお正月を迎えたいですよね。
年末はやばいかなと思ったけどすでにこの時期から
やばい事に。
ありがたいことです!
今は色々考えるよりひたすら体を動かすしかないですね。
がんばろ。














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80歳になっても・・・



 2400X800の大きなダイニングテーブル
デザイン製作させていただいています。





太いパイプと細いパイプが45度で内側に並ぶのですが
僕の絵だけでは伝えきれないので小さめでサンプルの脚を
製作して実際に見ていただきました。
80歳になっても使っているからとのクライアントの言葉にプレーシャーを感じながらも
気に入っていただきOKもらう事ができました。





天板はpynel wood work studio福ちゃんに
 とっておきの一枚板を出してもらいました。
そんな福ちゃん12月に個展をひかえているので大忙し場所は京都です。
また詳細お伝えします。





New Guinea walnut
板目が良い感じです。





天板に合わせてパイプの大きさやバランスを確認しました。
2時間近く悩みましたが納得できる結果は出ませんでした。
パイプの太さが2mm違うだけでも印象が変わるので
本当に悩みました。
細かいバランスは作りながら考える事に職人の特権です。





板を薄くするために製材屋さんに
重いので運ぶのを手伝いながら作業を見学




凄い迫力。


これから鉄部分の製作に入ります。
引越し前に何とか間に合うように急がなくては。







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Jean Prouvé,



 Jean Prouvé,の作品の数々がみれる素晴らしい本買いました。













ものづくりの道を装飾金具職人としてスタートしたJean Prouvé,
19世紀のはじめ鍛造があたりまえの時代だったんだろうな。
この先もずっと残っていくだろう家具
素晴らしいです。








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サインが出来るまで
 

先日製作させていただいたお店のサイン
文字は、merciフランス語でありがとうの意味

まずいくつかの文字のサンプルを手書きしてから打ち合わせ。
イメージを固めて行きながら進めて行きます。




文字のデザインイメージが決まったらお店に似合うのか実際に描いて見る
一文字300x300ぐらいと大きさのイメージも確認します。




次は、原寸で文字を書きなおし
それに合わして一文字づつ製作して行きます。
熱い状態で何度も紙に合わせるのでちょっぴり焦げたりします。



一本の棒でも広がるところは叩いて伸ばしたり
しているので断面は広いところは薄くなったりしています。







フリーハンドでガスで切るのも個人的に好きですが
今回は、大きな文字だったのでゆっくり時間をかけながらアンビルとハンマーだけで叩いて曲げたりと文字を作りました。





イメージが形になりました!

塗装をして郵送で送り完了。
少し遠い場所だったので取り付けは無しでしたが
クライアントとはすべて電話とメールのやり取りだけだったので実際取り付いた物を
確認しないと少々不安です。
近くに行ったら寄らせていただきます!





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