鉄や真鍮で物づくり  schmied 1535
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デザインってなんだろう




































ツジデザインさんが設計されお家のポスト、玄関のハンドル、タオルバー、ペーパーホルダーに、玄関の框、その他取っ手など
をつくる事で携わらせていただきました。
ありがとうございました!

素材も鉄、真鍮、銅と様々です。

図面じゃ伝わらないところは、ペンを使って絵にしてみたり
サンプルの素材を使ってイメージを膨らませたり
すると当初の物と違った物になったり
きっとこれが物づくりの面白いところだと思いました。

時間を掛けて作り込んだ物は、確かに他に無い素晴らしい物になって
空間に存在してくれてます。

そんな設計士さんがデザインする物に触れながら
ふとデザインってなんだろうなって思った。

思考を形にする作業だけど
じゃあ何のためだろうって事になってくる。

物には、目的があって
その目的を果たすめに問題があったら
それを解決するためにデザインが必要になってくるのかな

そうすると住む人の目的やライフスタイルに合わせて
お家をデザインするって事が必要になる。

デザイナーさんや設計士さんって単にオシャレだなって思っていたけど
デザインってもっと深い物なんだろうなって最近思う。

もっともっと色んな物に触れて勉強したいなって思いました。

今回作らせていただいた物は、毎日お家に住まれる方が
手に触れる物ばかりです。
素材が生活とともに経年変化していくのがとっても楽しみです。

結局デザインって何だろうって答えは、僕の経験値じゃ
まだ答えが出ません。
ただ幸せに暮らす大事な要素ってのは、間違いないです。
気取らずさりげなく自分の生活の中にデザインってのが組み込めて行けたらいいなって思います。

四月もはじまっちゃったけど
まだまだ慌ただしい日々が続きます。
メンタル大事にしよう!












 
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さんぽ







ここ最近ずーと休みなく作り続けてる。

ちょっとお疲れモードになってきたので
子供達と公園に。
ママは、ちょっと息抜きのため一人でお出かけ。

ポカポカ陽気で気持ちいい公園
子供たちにと一緒にパンを買い
みんなでベンチで食べる。

二人で仲良く分け合って食べてる姿が
可愛くて一眼レフで激写。

その後も30分位かけてゆっくり歩いてお家に帰る

お昼休みのちょっとした時間だけど
幸せだなと思った瞬間です。
物づくりと日々の生活をバランス良く生きて行きたいなと思うこの頃です。

色々とUPしたい物もありますが
順番にUPして行きますね。

新しく作りなおしていたホームページが
もうすぐ出来上がります。

立ち止まってられないな。
やる色々で今月も早いです。
















 
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素敵な漂流物


これなんだと思います?
綺麗な丸いガラス玉。

これ実は、海で拾った物なんです。
だけどそう簡単には、落ちてません
何故かと言うと昔に漁師が網を仕掛ける時に浮き玉として使っていたけど
今の時代は、オレンジ色のプラスチック製品に変わっているから。

海岸には、色んな漂流物が流れ着くけど
もう使われていないガラス玉を見つけるのはかなり難しいです。

このガラス玉をいつか拾ってみたいと思い続けて二年近く・・・・

ついに石川県の海で子供達がみつけました。
感激です!





夕焼けの空に透かすと綺麗に輝く。

これみてると丸くてなんだか優しい気持ちになれる。







種子島にあるsouth border さんのお庭には、ヤシの木と一緒に沢山のガラス玉
が並べてありました。

島の海で拾った物だけど最近は、めったに見つける事が出来なくなったとマチさんも
言ってました。

いつか自分たちの家と庭が出来たら
庭に並べてみたいなって思ってます。

なんでもネットで買える時代だから
ガラス玉も売ってるところもあります。

だけど僕は、偶然みつけて海で手に入れたいなと思う。
だって見つけたらハッピーな気持ちになれるしね!

今度みつけるのは、いつか解らないけど
きっとサーフィンしながら旅をしてたら
またどこかで手に入れる事が出来るはず。

そんなワクワクを楽しみたいな!





ガラス繋がりの物づくり。

サーフィン仲間の表札をアイアンとガラスを組み合わせて
つくらせていただきました。

オーダーしてくれてありがとう!




Yの文字の下にアクセントとして選んだのは、ガラスです。
夜だから解りづらいけど深くて綺麗な青色してます。





友達のガラス作家であるtossyにお願いして作ってもらいました。

tossyは、自分の作品を路上で売りながらヨーロッパを放浪したりを続けてる。
旅するガラス作家です。



工房に訪れて
その場で海をイメージしながらガラスを溶かして
作ってくれました。

一緒に手を動かしながらの物づくりは、楽しいです。
ありがとう!


3月も後半ですが物づくりは、まだまだ続きます。




 
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ギロチン


炉に入れて真っ赤になった鉄を
ギロチンで挟み込み
一つ一つパーツをつくりました。



角棒からこの形になるまで
何度も炉に入れて叩いての繰り返し
鍛鉄のちょっとした技法で
素朴だけど雰囲気がある物をつくり上げることが出来ました。





吹き抜けに取り付けた2台の格子
ごつくなりすぎないように
9ミリの丸棒を使って組み立てました。














窓の格子も2台オーダーいただきました。







ディテールは、リベット固定。

リベットで組むのは、ほんと難しいです。
でも溶接がない時代は、全部リベットだったんだなと思うと
昔の人の技術は、すごいなと思う。



カーテンレールもオリジナル



廊下の手摺もすべて炉に入れて叩きました。




お家の中は、オーナーさんが集めたアンティーの家具が並び
建具も遠く海外からやってきた古い扉ばかり。

きっとお家を建てる前から少しずつ買い集めていたのだと思う。
だから物凄い情熱をもって家づくりをしてるのが伝わってきました。
オーナさんの物選びのセンスも素晴らしいです。
本物を知ってるから鉄の質感には、特に拘りがありました。

だから僕も時間を掛かけながら何度もスケッチを繰り替えして
少しづつ進めてきました。
Mさん本当に沢山のオーダーいただき
ありがとうございました。


物づくりをはじめて5年くらいになるけど
鍛鉄が一番奥が深いです。
日本じゃ情報が少ない技法ってのが魅力だったりもします。

本を読んだり
県外まで工房を訪ねたり
地道なことだけど少しずつ覚えてきました。
でもまだほんの少し覚えただけです。

でも一番の勉強は、クライアントからの要望だったりします。
何とか出来上がるように試行錯誤して乗り越えると
不思議と出来る技術もどんどん増えていく。

3月も色々と新しい物をオーダーいただいています。
素材も真鍮に銅に鉄。
色々と悩みどころも。

まずは、パンパンの3月を乗り越えるため
頑張ります!

















 
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