鉄や真鍮で物づくり  schmied 1535
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鉄のフライパン



以前からもう少し生活に寄り添った物を作りたいなって思いました。
例えば料理で使う物だったり
家庭でも自分が作った物が食卓に並んだりしてたら
もっと素敵な生活が送れるんじゃ無いかなと思いはじめてます。
ライフスタイルを見直したらそんな気持ちになって来た。

そしたら嫁さんから鉄のフライパン作ってよってオーダーが来ました。
実際つくりはじめてみると難しい…
炉に入れ熱してハンマーで何度叩いても中々丸くなってくれなくて
試行錯誤の連続。

何個もサンプルをつくりながら壊して、ようやく形になってくれた。


早速自分が作ったフライパンで嫁さんが料理を作ってくれたけど
それはとっても特別で美味しかった

 

自分が使っている物や身に着けている物の大切さを最近少しづつ実感しています。

自分に関わっていてくれている身近な人や物から受けた感覚は、感性となって物づくりに全部影響してくるから。

 

増やすより削ぎ落とす事を最近意識しています。

とっても大切な気づきだと思っています。

 

少しですが5/21日にIBIGAWA WONDER PICNICにて販売させていただきます。

 

直接手にとってみてもらえるのがとっても楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一枚づつ何度もコークスで熱して叩く作業の繰り返し。

油断すると鉄が溶けちゃうのでじっくりと集中です。

 

 

熱い鉄を何度も打つとこんな

黒皮がぼろぼろと落ちます。

 

 

少しですがこんな飾り物もつくりました。

サンダーで削って作ったのですがとっても原始的で楽しい。

 

 

6.7月と色々とオーダーいただいた物で予定は、びっしり。

ありがたいです。

でも詰め込みすぎるとすぐ心のバランスを崩して来るのが良くわかる。

難しいけど自分で上手くバランスをとらなくちゃね。

 

少しづつ生活に寄り添った物もつくり続けて行きたいけど・・・

今回のフライパンで今まで思ってた事に少しだけ近づけました。

 

とりあえず自分が使う物をなるべく自分で作ったり

友達が作った物を生活に取り入れて暮らして行きたいなと

色々とイメージでしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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使いながら育てる物

以前からアンテナ高くてオシャレだなーと思っていた先輩サーファーが

お家を建てると言うことで色々とオーダーいただきました。

しっかりデザインされていて素敵な平屋の建物です。

色々とありがとうございました!

 

お家の大事な部分でもある取っ手や表札やインターフォンカバーなどは、特に何度も打ち合わせを

重ねながら理想のデザインに辿り着きました。

 

この先10年、20年使い続けるだろう取っ手にしても

使い続けたら手に馴染んでしっかりとクライアントさんの物になってくれます。

 

だからクライアントさんが気に入って育ててくれる大切な物になってくれますように

そう思って作っています。

 

良い物ってのは、使えば使うほど自分の物になってくれるって事を最近教えていただきました。

その方は、人や物を大切にして生活して来たんだなってのがオーラで伝わってきました。

バイクにブーツを何十年と大切に使い続け育てている。

還暦過ぎて人生を振り返った時に見えた目線で話してくれたのでリアルでほんと説得力がありました。

そんな話が聞けてありがたかった。

 

ずっと使い続ける事によってある意味、新しくなって行ってるみたいな感覚。

うーんまだうまく言えないけど・・・

 

 

まとめると、僕が出来る事は

ずーと使い続けてもらえるような良い物を作るって事が目の前に見えてる目標かな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここから差し込む光が気持ち良かった。

作らせていただいたモーガルソケットの真鍮カバーもさりげなくって

素敵でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

GWは、トリップ行かず

工房にこもって新しい何かを生みだしたいと思います。

 

何か今なら面白い物が作れそうで・・・

作りたいって気持ちが溢れる感覚を今は、優先させてもらえる

家族に感謝します。

 

6月位にまたトリップ行きたいなー。

 

 

 

 

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