鉄や真鍮で物づくり  schmied 1535
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日々の思い

 

イメージを形にして生み出す。

これってほんと凄いエネルギーが必要。

 

そして作り込む月日とストーリーが長いほど

工房から旅立つ時には、愛おしい気持ちになる。

 

最近よく感じるのがオーダーいただクライアントさんも僕に依頼する

前に色んな思いを持って来てくれているってこと。

 

そんな思いやストーリをじっくり聞くのが楽しみだったりして

デザインのイメージにもつながります。

 

旅先で出会った人に何で旅に出たの?

どうやってここに辿り着いたのってのを聞くのが

もともと大好きなのでそれに近い感覚です。

ストーリは、みえた方が面白いです。

 

 既成の物より 手間も時間もお金もかかるのに

わざわざオーダーしてでも自分のイメージを形にしたいって

強い思いを持っている方ばかりに出会います。

このわざわざってのは、良い意味ですよ。

 

そんな方々の前で僕は、どう向き合えば良いのかなって

自分自身の思いの掘り下げにも繋がります。

 

本当に必要な人に必要な物を届けられたら最高ですよね。

日々そんな思いです。

 

今回は、鍛金の技法で

銅を使って照明を製作しました。

 

Nさん、ほんとに色々な物をオーダいただきありがとうございました。

しっかりしたイメージと思いをもっている方なので

物づくりしていてとっても楽しかったです。

ありがとうございます。

最終のオーダ分の出来上がりまでもう少しかかりますが、よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

鍛金の歴史は、とっても古く紀元前4000年も前から使われていたそうです。

一枚の板から叩きだして形をつくりだす究極の技法です。

きっと一生掛かっても勉強しきれないほど奥が深いです。

これも縁あって学ばさせていただいています。

ほんと有難すぎです。

いつもありがとうございます。

 

この丸い銅版からはじまり

使う道具は、ハンマーと当て金だけで

あとは、手感覚だけで形をつくります。

 

 

今年は、県外のクライアントさんのオーダーが多く

静岡、茨木、三重、京都と続いています。

 

三重のクライアントさんは、鍛鉄を使った物だったりで

来年にかけて続きます。

 

少しづつですが色々と吸収させてもらい

提案できる引出しも多くなってきています。

すべてが混ざりあって自分の色になってくれたらいいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてマーケット日和でブースに遊びに来ていただいた方、ワークショップに参加していただけたみなさん

ありがとうございました。

 

一緒に出店していただけたデザイン一級建築士事務所の辻さん

ありがとうございました。

 

マニアックな路線のワークショップでしたが

アンテナに引っかっていただけた方は、個性的で面白い人ばかりでした。

そんな人々に出会えたのも大切なことです。

きっと色んな目線があっても良いのだろなって思えた実りある一日でした。

 

 

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モノのみかた

すっかり寒くなって秋を感じています。

あっと言う間の11月でびっくりですが昼間は、外が気持ちい良いです。

 

11/3にマーケット日和に参加させていただきます。

今回は、いつもお世話になっているツジデザイン一級建築士事務所さんとのコラボでの参加です。

 

数か月前から色んな案を練りながら辻さんと話し合い

建築の素材や物づくりの職人の道具なども

見方や切り取り方によっては、面白い物になるのではと話しながら

ワークショップのイメージも広がって行きました。

 

当日は、色んな建築の材料や道具や身近な生活用品などがテーブルに並べてあります。

ワークショップに参加していただく方に建築素材や職人の道具や身近にある生活の道具などを選んでいただき

実際にならべて自由に写真を撮っていただきの場で現像して

フォトフレームまで作り一つの作品として仕上げてもらうワークショップを開催いたします。

場所は、B-17です

 

 

 

こんなイメージの仕上がりです!

 

 

小、中、高と義務教育の中で色んなテストを受けて答え合わせをしてきた

そのたびに順位が付く。

そんなことを繰り返すと一方向からしか物をみれなくなってしまい

いつの間にか間違う事を恐れていた自分がいました。

あくまで僕の場合ですけどね。

 

答えは、ひとそれぞれ自分が決めて良いって今は、思っています。

最近やっとその呪縛がとれてきて広い目線で物をみることが出来るようになってきた。

物の見方ってほんとそれぞれで逆さまでみるだけで違った世界になる。

そんなことぼんやり考えてたら急に顕微鏡で物をみたらまた別世界が広がっているんじゃなかって

気になってワクワクして顕微鏡も手に入れました。

 

もちろんワークショップでも使っていただきます。

 

 

こんな鉄にドリルで穴をあけた時に出る切くずも

顕微鏡でのぞいたら別世界がみえます。

 

 

 

 

 

この15個のアイテムから実際に顕微鏡を使って写真を撮ってみました。

 

 

 

鉄の切くず

 

 

 

 

 

 

真鍮のつまみ

 

 

 

 

 

 

 

 

5円玉

 

 

 

 

 

 

 

錆びた鉄の表面は、月の表面みたい

 

 

 

 

 

 

 

 

ホッチキス

 

 

 

 

 

 

分度器

 

 

 

 

 

 

 

結束バンド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タップを切るハンドル

 

 

こうしてみると

モノのみかた色々で良いし

捉え方も色々が楽しいです!

 

 

 

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