鉄や真鍮で物づくり  schmied 1535
想像が膨らむ物


数ある美容院の中でもとっても個性があるお店
名前は、Crea-kindy (クリキンディ)さん
夫婦で営む隠れ家のような美術館のような
不思議な雰囲気のお店です。

そんな個性的な二人から手摺のオーダーをいただきました。

いくつかのデザイン案を出したなかで
普通の手摺は即却下で一番個性的な形の物を選んでもらいました。

実は、一番作ってみたかったデザインでした。
正直手摺のオーダーいただいてこんな不思議な案もって行って大丈夫かなって思ったけど。


個性的な二人の雰囲気知っているからこそ浮かんだのが
これなんだろうって?想像が膨らむような不思議な円の手摺でした。

設置の最中にも訪れた郵便屋さんに不思議そうな顔してこれってなんですか?
と聞かれた。

想像が膨らむ物って面白いなと思う。

一枚の16mmの鉄板を使って
まるで絵を描くように自由に溶断していく。


そのあとは、熱を加えてハンマーですべての面を叩きました。
命が宿る瞬間。
一枚の鉄板からってのが密かな拘りだったりもします。

仕上げは、鉄が経年変化してくれるミツロウを選びました。
もっと色も変わってくるし
経年変化が楽しみです。





















お店に入るアプローチは、クローバーで埋めつくされた上に
木板で小道のように作ってあります。

まるでクローバーの上を散歩しているみたいで
気持ちが良いです。
 
手摺の設置場所
本当は、一段上がるだけで手摺は、必要が無いような段差ですが
常連さんで一人お婆さんが居るようで
その方がお店に来やすいようにと手摺を設置を決めたようでした。

優しい二人が考えそうな事で
何かほっこりしますね。

今日は、設置に行ってきました。
ずいぶん納品遅くなってしまいすみませんでした。

気に入ってもらえて一安心です。
ありがとうございました!









 
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言葉は、いりません
ずっと気になってた事があります。
プロのカメラマンの方が建物の竣工写真を撮影するとき
どんなふうに撮るんだろうって。

どんなアングルでどっから光を取り入れて
朝?夕方?どんなタイミングでシャッターを切るのだろうって思ってました。

なので自分がアイアンで携わらせていただいた建物を撮影する時に
お願いして一日アシストとしてお手伝いさせてもいながら
撮影風景を感じてきました。

ゆっくり空間を見つめて静かにシャッターを切る。
そしてまた立ち止まりふと考え込んだと思ったらまたゆっくりシャッターを切る。
まるで瞑想のような撮影風景でした。

そんな撮影風景をみて僕自身も色々と感じとれる事があり勉強になりました。

その時撮影した写真をHishikiさんから送っていただきました。
今回UPする写真は、すべてHishikiさんの作品です。


写真は、2013年に携わらせていただいた待夢珈琲店さんの新店舗です。

看板、テーブルの脚、ドアの取っ手、エントランス手摺、カーテンレール、真鍮のコースターや
インドからやってきた古い窓にフランス落としまで
すべて手作り。

もっと色々ありますが思い出すとほんと一杯のオーダーをいただけた事に感謝します。


言葉は、いりません
素晴らしい写真がお店の雰囲気をそのまま伝えてくれます。
僕が作ったアイアンの質感もそのまま伝えてくれてます。

















































 















TVでもよく紹介されてる待夢珈琲店さん
マスターは、海外まで豆を探しに行く拘りです。
何十年も一杯のコヒーに情熱を注いでいるけど
いまだに日々勉強って言ってました。

そうやって思ってる方って
何歳になっても成長し続けているから
見た目が老いても心は、若いまま。

お店を作られた香住住研の皆さん
カメラマンのHishikiさん
監督のMさん
ありがとございました。

2年ほど前の暑い夏の
物づくりを思いだしました。

僕は、成長できてるのかな?
さあさあ日々勉強ですね!







 
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斧の取っ手






















 
今週OPENしたばかりのスコーンの美味しいKicori cafeさん。 

 
斧をモチーフにした取っ手やお店の看板やトイレのサインなどを作らせていただきました。

 
何気ないオーナーさんの一言から膨らんで
取っ手が斧だったら面白いよねって流れになりました。

 
そんで斧が金と銀だったら面白いなって思って
金は真鍮で銀はステンレスで作ることに。

 
10センチ角で厚み3センチの無垢板から削り出してみました。
削るのだけでも一日掛かり。

 
そんで金の方には、何か文字彫ったら面白いなと思い
古代ギリシャ語のメッセージを手彫りで掘ってみました。

 
お店の看板もレーザー加工じゃ無くて
手作業で切るフリーハンドのガス切。
 
きっちりしてなくってこれも面白い。
ミツロウ仕上げなので年月と共に良い味が出てくる。
 
振り返ってみると常に面白いなってのがテーマで自由な方向に進んで行く。
 
もちろん図面なんて無いし
すべて手づくりだから同じも物も無い。
 
創造の物づくり。
 
お店を手がけたのは、アンテナビンビンで
常に面白い事を仕掛けてるBaroquck design worksさんです。
 
ありがとうございました。


お近くの方は是非行ってみて下さい。

Kicori cafe -キコリカフェ-
岐阜県岐阜市野一色4-1-21
OPEN 7:00 - 18:00
CLOSE 水曜日
TEL 058-245-5030
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デザインってなんだろう




































ツジデザインさんが設計されお家のポスト、玄関のハンドル、タオルバー、ペーパーホルダーに、玄関の框、その他取っ手など
をつくる事で携わらせていただきました。
ありがとうございました!

素材も鉄、真鍮、銅と様々です。

図面じゃ伝わらないところは、ペンを使って絵にしてみたり
サンプルの素材を使ってイメージを膨らませたり
すると当初の物と違った物になったり
きっとこれが物づくりの面白いところだと思いました。

時間を掛けて作り込んだ物は、確かに他に無い素晴らしい物になって
空間に存在してくれてます。

そんな設計士さんがデザインする物に触れながら
ふとデザインってなんだろうなって思った。

思考を形にする作業だけど
じゃあ何のためだろうって事になってくる。

物には、目的があって
その目的を果たすめに問題があったら
それを解決するためにデザインが必要になってくるのかな

そうすると住む人の目的やライフスタイルに合わせて
お家をデザインするって事が必要になる。

デザイナーさんや設計士さんって単にオシャレだなって思っていたけど
デザインってもっと深い物なんだろうなって最近思う。

もっともっと色んな物に触れて勉強したいなって思いました。

今回作らせていただいた物は、毎日お家に住まれる方が
手に触れる物ばかりです。
素材が生活とともに経年変化していくのがとっても楽しみです。

結局デザインって何だろうって答えは、僕の経験値じゃ
まだ答えが出ません。
ただ幸せに暮らす大事な要素ってのは、間違いないです。
気取らずさりげなく自分の生活の中にデザインってのが組み込めて行けたらいいなって思います。

四月もはじまっちゃったけど
まだまだ慌ただしい日々が続きます。
メンタル大事にしよう!












 
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ギロチン


炉に入れて真っ赤になった鉄を
ギロチンで挟み込み
一つ一つパーツをつくりました。



角棒からこの形になるまで
何度も炉に入れて叩いての繰り返し
鍛鉄のちょっとした技法で
素朴だけど雰囲気がある物をつくり上げることが出来ました。





吹き抜けに取り付けた2台の格子
ごつくなりすぎないように
9ミリの丸棒を使って組み立てました。














窓の格子も2台オーダーいただきました。







ディテールは、リベット固定。

リベットで組むのは、ほんと難しいです。
でも溶接がない時代は、全部リベットだったんだなと思うと
昔の人の技術は、すごいなと思う。



カーテンレールもオリジナル



廊下の手摺もすべて炉に入れて叩きました。




お家の中は、オーナーさんが集めたアンティーの家具が並び
建具も遠く海外からやってきた古い扉ばかり。

きっとお家を建てる前から少しずつ買い集めていたのだと思う。
だから物凄い情熱をもって家づくりをしてるのが伝わってきました。
オーナさんの物選びのセンスも素晴らしいです。
本物を知ってるから鉄の質感には、特に拘りがありました。

だから僕も時間を掛かけながら何度もスケッチを繰り替えして
少しづつ進めてきました。
Mさん本当に沢山のオーダーいただき
ありがとうございました。


物づくりをはじめて5年くらいになるけど
鍛鉄が一番奥が深いです。
日本じゃ情報が少ない技法ってのが魅力だったりもします。

本を読んだり
県外まで工房を訪ねたり
地道なことだけど少しずつ覚えてきました。
でもまだほんの少し覚えただけです。

でも一番の勉強は、クライアントからの要望だったりします。
何とか出来上がるように試行錯誤して乗り越えると
不思議と出来る技術もどんどん増えていく。

3月も色々と新しい物をオーダーいただいています。
素材も真鍮に銅に鉄。
色々と悩みどころも。

まずは、パンパンの3月を乗り越えるため
頑張ります!

















 
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繋がる輪



ご縁あってもうすぐopenする美容院のサインを作らせていただきました!
お店の名前は、「SURFIE 」
偶然オーナーである奥さんも旦那さんもサーファーでした。

8割がサーフィンの話しで2割がオーダーいただいたアイアンの話しとなり...
不思議な打ち合わせだけどサーフィンの話しで盛り上がるうちに
オーナー夫婦の好きな物が感覚で伝わってきて
結果良い物が出来上がりました!

鉄の風合いを残すミツロウ仕上げを選んでもらえました。








 

昔から知り合いだった様な不思議な夫妻でした。
オーダーありがとうございました。
次は、波シェアしましょうね!

家の設計をされた和田さん
声を掛けていただきありがとうございました。
薪ストーブとビーフシチューを食べながの打ち合わせは、贅沢な時間でした。

施工された渡邊住建さん色々ありがとうございました。

今週も何だかんだで色々と作業があって
結局海に行けなかったけど
海を愛するサーファーと楽しい物づくりが出来た事が嬉しかった。

自然と繋がる人達と楽しく仕事が出来てる今に感謝です!








 

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オール手づくり


去年の暑い頃にベランダの手すりなどをつくらせていただいお家に
追加でオーダーいただいたインターフォンカバーを取り付けに行ってきました。



どうしてもマイナスビスを使いたかったけど
40mm以上の長いマイナスビスは、売ってないです。
海外に行けばあるかも
でもそれは無理だから・・・・

それでもどうしてもマイナスでとめたかったので
ちょっと加工して作ってみました。

長さは、90mmあるので下地までしっかり届き
一安心。





アンティークな古い扉。
遠く海外からやってきた
新築のお家と一緒にあたらしくはじまるストーリー。

古い扉みるといつもそんなストーリにワクワクしてしまう。




真鍮とアイアンの組み合わせた表札。
特殊なエイジングして仕上げてみました。




去年の暑い頃
カンカン叩いて作った手摺。




オール手作りでお家と関わる事ができました。

自然の物
たとえば波だったり突然現れた虹だったり
自然が作り出す物は、不規則で美しいなっていつも感じています。
どんどん色が変わっていく夕日なんかも大好き。

自然と同じ感覚で物づくり出来たらいいなと思います。
インターフォンカバーのハンマーの槌目や溶断した表札の文字
まったく同じ様につくれと言われても無理なんですよね。



海から受けたインスピレーションは、こんなところにも生きています。

自分の考え方を押し付けて手作りをすすめるのじゃなく
自然と求めてくれる一握りの人と
この先も物づくりできたら幸せです!


そんな手作りを押してくれるliving plazaさん
いつもありがとうございます。












 
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去年の暑い頃


去年の暑い頃にアイアンを納めさせていただいお家。
ロフトの階段や手すりなどその他色々つくらせていただきました。




75x45のチャンネルを使ったササラ
かなりシャープにつくる事が出来ました。






一番初めにお問い合わせをいただいて一年半くらい経ちました。
上棟前から少しづつプランを練って何度も話合いながら進めました。

家を建てる事に物凄い拘りと情熱を持っていたクライアントさんだった
そんな方に個人的に色々とオーダーいただけた事を嬉しく思いました。

Iさんありがとうございました!




年初めから色々つくっています。
去年オーダーいただいたインターフォンカバーや表札など
ほとんどが県外に送る物ばかり。

本当は、メールも電話も苦手なんだけど
遠く離れた方と何かをつくり上げる事ができるってのは、すごい事
だなといつも思う。

いくつかのプランを出しても
自分が一番良いなって思うプランを選んでもらう事がよくあって
自信が無いのは、やっぱり不採用の時が多い。


頭の中の物を形にするって物凄いエネルギーだし時間も掛かる。
近道なんて無いし答えなんて誰も教えてくれないからどんどん創造するしかない。

現在オーダーやプランを待ていただいてる方
一人の作業で少しづつしか進まず申し訳ないと思っています。





今は、時間をかければ良い物が出来上がると信じて手間暇かけてでも
質感ををなるべく伝える事ができたらなって思ってます。





夕方になると工房に西日が差し込む



少し時間だけど作業台がキラキラ光る時があって
その時間が凄く好きなんです。

今年もこの作業台で何がうまれるのだろうと
ドキドキしてます。











 
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Sunny Garden
久しぶりのブログです。


リニューアルした友達のお店Sunny Garden
に窓が額縁のようにみえるアイアンやエイジングしたシンプルな格子をつくらせてもたいました!
 

オープンの時に、お店のサインをオーダーしてくれたのがきっかけで
オーナー夫婦とも同い年ってこともあり今では、夢を語り合う良い仲間!
 






飾る服が額縁に入っていうようなイメージにしました。





格子から額縁まで全部炉に入れて叩いて仕上げました。
塗装も古く見せるためエイジングしました。





ありがたい事にWネームで真鍮のプレートもつけさせてもらいました。






OPENの時につくらせてもらったお店のサイン。
ミツロウを何度か塗り重ねて手入れしてるから
今でも鉄の質感がいい感じで残ってます。



赤い扉が目印ですよ!



あっという間に今年も終わり。
この二か月は、目が回っちゃう忙しさでした。
立ち止まって何かを考える余裕もなくマラソンのようにひたすら走りつづけてきました。

昨日の夜に今年最後のヨガをしに先生のところに行って
ゆっり寝転んで休み。
無理に使ってきた自分の体にやっとありがとうって思えるました。

もう少し自分と向きあう時間が必要だなって思った。

今年を振り返ると出会いの年だったなと思う。
その中でも自給自足に近い生活している人や
いまでも旅を続けてるヒッピーや自然を感じながら生きている
サーファー達の繋がりが凄く広がった。

世間からみたら少数派の変わった人と思われるかもしれないけど
原発の事や食べ物の事や体の事もすごく考えていて
未来のビジョンもしかっりしている。
そんな人達の出会いのなかで生きる力を感じることが出来た。

僕が鉄でつくる物も少数の方に受け入れてもらえれば良いかなって思える
ようにもなって来た。

自分が信念もってやっていればきっと道が開けて行くし
この一年で自信もついたかなと思えたし。

何かを成し遂げた一年じゃないけど
進む方向は、もっと明確になった良い一年でした!

そして16年ぶりにギターをひっぱりだした。
やっぱり生活に音楽が必要だなって思ったから。
これは、34年間生きてきた中で大きな変化が僕の心の中に起きたから。
来年は、どんな事が起きるかな
楽しみです!


色々作った物もUP出来てませんが
来年も少しづつ紹介して行きますのよろしくお願いします。
今年も一年間ありがとうございました!










 
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光のトンネル



車も通らないし程よい光が差し込むトンネル。

いい光が入ってくるから何か撮影に使えるかもと
陶芸家の方がこっそり教えくれた秘密の場所。

オーダーいただいた建具の格子を持って写真を撮ってみました!

建具に取り付いた写真もまた送ってもらえるので楽しみです。
Yさんありがとうございました。







トンネルの先は、山です。
静かでいい場所。

工房から車で2分の裏山。
これから色々と使えそう。

さてそろそろ忘年会の話なんかも出だして
今年も2か月切ってきました。

去年は、12月にかなり追われたけど
今年は、有難いことにすでに11月からパンパンになってきました。
年内の注文は、も受けれない状況に。

今年を振り返るには、まだ早いけど
やりたいこ事ことや大切にしたい事がさらに明確になった一年なのは、間違いないです。

たまに立ち止まるけど進みたい方向がわかっているのは、気持ちがいい!












 
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